白昼夢とは、夢に似た現実性を帯びた空想です。 「何かに気になって心ここに在らず」という表現が最もしっくり来る表現です。 白昼夢とは白日夢とも呼ばれ、寝て見る夢ではありません。 覚醒して意識もしっかりしている状態で、想像、空想、夢想、妄想、幻想をしている状態と言っても良いかもしれません。 自らの意思で、意識の中に白昼夢自体がある(自分で白昼夢だと意識できている)ので、幻覚(実際にないものを見ている)とは違います。 白昼夢をネガティブに言い換えれば、現実逃避と言っても間違いではないでしょう。 実際に、白昼夢は中学生や高校生に多い傾向があり、現実の世界で満たされない願望や欲求を空想の世界で満たそうとする場合に白昼夢が起こりやすいと言われています。 空想、夢想、妄想、幻想は全て想像の一種です。